都内でどうしても参加したいオープンハウスあったので、折角都内へ足を伸ばすのだから行きたいイベント等をまわり、建築尽くしの1日にしてしまおうと計画を企て、色々と巡ってきました。
まずは〝東京ミッドタウン芝生広場〟へ。建築家の隈研吾さんがディレクションを手掛けた「つみきのひろば」を拝見。子供達が楽しそうに遊んでいたので、一応大人一人で積み木を手に取り少し遊んでみるものの、予想通り虚しい感情に襲われました。息子が隣に居てくれれば…。その積み木が発売されてたので思わず購入。父として息子の発想力や表現力の知育を考えれば当然のことです(っと言うのは建前で本当は単純に自分が欲しかっただけです)
続いて〝21_21 DESIGN SIGHT〟へ。「建築家 フランク・ゲーリー展 “I Have an Idea”」を拝見。写真家のアンドリュー・プロコスが撮影したフランク・ゲーリー建築の表面の写真をスマホの待受画面に設定している立場としては堪らない展覧会なのです。ゲーリーの建築は複雑な構成の曲面等が特徴的ですが、それらは独自で開発したソフトウェアやデジタル技術により3Dのデジタルマスターモデルが作成され、データ上で意匠・構造・設備・コスト・施工・工程等と連動を図り、論理的かつ効率的に設計や施工が進められている事実を知りました。その緻密さは衝撃的で、私には刺激が強すぎたのか展覧会後、少し胃が痛くなってしまいました…。
続いて本日のメインイベント、手塚建築研究所の「千駄木の家」を拝見。学生時代から変わらず、ずっとファンでした。出版された書籍はほとんど揃っています。なかなか機会に恵まれず、初の参加となりました。さすが手塚建築研究所のオープンハウス。参加者が多すぎて内観写真を撮影しても何かのパーティー中の様な写真になってしまします…。ディテール等の細部への配慮、それらを作り上げる為の膨大な図面の数とその緻密さは、非常に勉強になり、刺激にもなりました。
その後は、場所を移し、他事務所のスタッフの方と情報交換会(飲み会)を開きました。ハロウィンの日を男二人で…。下世話な話の一つでもでそうなものですが、終始建築トークに花を咲かせていました。非常に刺激的な夜となりました。無論、いやらしい意味ではないですよ。